tokyOApple

東京アップル。清濁併せて好奇心無限大!

ドラマ

2月に読んだ本まとめ&乱暴な愛がクソだ!?

投稿日:

2月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2410
ナイス数:352

横道世之介横道世之介感想
映像化もされたので読んじゃった感でいたのだが、続編が連載中だと知り、これは!読まねばと手に取った。まさしくLet it Go~ありのままに~男だったんじゃないのか世之介よ。デキ婚カップル、ゲイにぶっ飛びお嬢様もありのままに受け入れてくれ男だが女心がわからなかったりフツーに性欲あって、フツーに都会に染まってゆく。自分なんて世の中の役に立っていないと嘆いているあなた。人は知らぬまに誰かを影響し影響されていることを教えてくれてますよ。こたつにミカンじんわりぬくぬくさを味わえる一冊でした。
読了日:02月25日 著者:
吉田 修一
崩れる脳を抱きしめて崩れる脳を抱きしめて感想
名前がキーワードの物語。ウスイ先生とユカリという患者が出会い恋をする。恋愛もアリ、ミステリーもアリで楽しめました。読み終った後、なぜか「表札」という詩が浮かんだ。自分の住む所には自分の手で表札(名前)をかけるに限る。名前を見つけてくれたウスイ先生。ウスイ先生の心を見つけてくれたユカリさんに少しでも長く幸あれ。
読了日:02月24日 著者:
知念 実希人
百年泥 第158回芥川賞受賞百年泥 第158回芥川賞受賞感想
なんちゃって読書好きには百年に一度の洪水に泥沼化!?インドカオス文化の情報量にファンタジーさに咀嚼しきれず、勉強に遅れ戸惑いヘラヘラ笑いの蛭子能収になったような自分が空を飛ぶ通勤者を見ながら、橋の下の沼に生きた人たちのもしもあの時な思いと自身の咀嚼できなかった感と重なる。
読了日:02月18日 著者:
石井 遊佳
おらおらでひとりいぐもおらおらでひとりいぐも感想
日本の大人が震え泣いた。あなたも老いの目撃者になる。読後の感想を映画キャッコピー風に表現してみました。桃子74歳、見るだけの眺めるだけの人生だったが、脳内にだだ漏れする話し声とジャズの音。孤独に震える時もあれば、ジャズの音のように強くもある桃子さん。子供叱るな 来た道じゃ年寄り笑うな行く道じゃ。過ぎた道も行く道もしかと残る。生きて生きてつないでつないで!が沁みた一冊でした。
読了日:02月18日 著者:
若竹千佐子
娼年 (集英社文庫)娼年 (集英社文庫)感想
松坂桃李主演で映画化されると知り読んでみる。ひと夏の娼夫経験から本当の娼年になるまで。客と「乳繰り合う」でもなく「まぐわう」でもなく「癒し合う」がふさわしい性描写で、リョウのまわりの仲間、客を含めてみんな優しい。だけどリョウを非難するメグミだけは外に追いやられるわけで、そのメグミが世間という大多数なんだろう。そう、あっち側にもこっち側にも、いろんな形の「生と性」があると教えてくれる一冊だったかな。
読了日:02月12日 著者:
石田 衣良
愛に乱暴愛に乱暴感想
登場人物のほとんどクソだ!クソ過ぎる、クソ野郎(桃子夫)、クソなのだ。物語の仕掛けにまんまと騙された自分もクソだ。桃子という女が憎めない自分もクソだ。人間大なり小なり自分勝手な生き物と描き、居場所のない生活がどれだけ人を狂わせるのか・・・居場所って大事だね。そう思えた一冊でした。
読了日:02月10日 著者:
吉田 修一
盤上の向日葵盤上の向日葵感想
私もあなたも映画監督にさせてくれる一冊。読了後は一本の映画を観終わったような撮り終えたような興奮感が味わえた。痩せっぽちな少年が新聞配達中に見つけた将棋雑誌に目を輝かせ、静寂な中に響く駒の音、仄暗いゴッホの向日葵と母、将棋に憑かれた男たちの目、癖のある刑事の足跡、金、血、裏切り、光と影、最後に残ったのは生きる。読み手の頭の中で物語が動くエンターテイメントさ。読む人を選ばない誰にでも楽しめる作品に拍手です。
読了日:02月04日 著者:
柚月 裕子
骨を彩る (幻冬舎文庫)骨を彩る (幻冬舎文庫)感想
喉に刺さった小骨のように心に引っかかりチクリとする一冊でした。過ぎ去ったものはみんな飴玉のように優しくて甘い。だけど生きるということは、肉を切らせて骨を絶つこともある。生きるとは理不尽だ。理不尽な骨が愛しくなる。黄金の銀杏言葉の数々が心に舞い余韻を残す・・・他の彩瀬作品も読んで見たいですわ♪
読了日:02月03日 著者:
彩瀬 まる

読書メーター

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

2月は8冊となりました。

読書したい!熱が高まりつつありますが、

なかなか読む時間を確保できないのが現状です。

 

そんな中で、芥川賞受賞作品を読みました。

「おらおらもひとりでいくども」と「百年泥」

「百年泥」は、少し、自分にはクセが強かったというか舐めていました。

読み手もね、ある程度の心構えというか考える力を持つべきだと

教えてくれたような気がしたのですよ。

例えるなら、インドに旅行に行ったものの、

宗教上の食べ物事情に無関心過ぎて、行った先でバカだなぁ~

と後悔するような気持ち・・・あはは・・・

ある程度の読む力も必要なのかもと思ったのでした。

 

さて、最近は吉田修一と彩瀬まる作品がお気に入り音譜音譜

 

後悔の多い人生を送ってきました。(「人間失格」風に)

多くの人が普通に持っているものを、持っていない自分。

外ではそのことから目を瞑り、

まわりの人も、そのことから目を瞑り何事もないように

暮らしているものの、現実は違うと引き戻してみる時間も大切。

そんな自分に、それでいいのか?それでいいのでは?

大丈夫だよ、いや違うよーー!

本の中で、物語の中で、呟いてくれているようで安心できるのです。

 

「愛に乱暴」なんて本当にまさにそうだった。

 

 

 

 

これは私の、私たちの愛のはずだった―本当に騙したのは、妻か?夫か?やがて、読者も騙される狂乱の純愛。“家庭”にある闇奥。“独り”でいる孤絶。デビュー以来一貫して、「ひとが誰かと繋がること」を突き詰めてきた吉田修一が、かつてない強度で描く女の業火。

(BOOKデータベースより)

 

ダンナが浮気男のクソなのだけど、妻を家族と受け入れてくれない姑。

 

本当にもうダメなのだと、本当にもう終わったのだと。

結局私だけが私たちの生活から追い出されるのだと。

(本文より)

 

そう、なにより怖いのは、自分だけが家族じゃなかった事実。

 

家族になろうと頑張ってきた。

なのに・・・

何のために頑張ってきたと思っているの!

何のためだよ?

「・・・負けたくなかったのよ」(本文より)

 

 

まるで自分のことのように思えた。

今ならわかる。

自分も家族になろうとしていなかった。

頑張っている姿を認めさせたいだけだったことを。

 

最後に妻は助けられる。

自分を必要としてくれる人たちに。

 

愛は乱暴だけど、乱暴もひとりではできない。

その思いが自分の背を押してくれる・・・

 

 


にほんブログ村

ランキングに参加中です。

応援クリックいただければ嬉しいです。

Source: oliveのドラマ帳~風に吹かれて~

-ドラマ

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

「半分、青い。」40話ちょこっと感想。

ネームってなんずら?の巻。   ユーコさんとソッコーで仲直りし、 仲良しになり、律とも再開、カケアミも完成させた鈴愛。   鈴愛!絶好調!? 運気が上昇?   そんなとき …

「わろてんか」106話ちょこっと感想。

おもろいは逆にむずかしいの巻。   リリコ・アンドシローの漫才がウケない。   そのわけは? キース&アサリコンビ曰く・・・ 売れっ子なのに、その訳をタダではしゃべらないアサリ。 …

恋煩いするヘタレ男子~「花のち晴れ~花男Next Season~」2話感想~

新人の平野紫耀くん。 ナルシストでバカで純粋を演じるだけでも難しいと思われるのに、 ドラマ名場面!?を演じさせられるなんてーー!   TBSの名物!大袈裟な土下座に、 「あまちゃん」で話題に …

「わろてんか」113話ちょこっと感想。

悪夢ふたたびの巻。   詐欺の常套句でもある、 今、仮契約しないと他の人に取られまっせの言葉に まんまと乗せられてしまう隼也。   手付金5千円(現在だと一千万円)が必要だと てん …

読後、3日ほど後を引く一冊~「幻夏」感想~

後を引く美味さ。   初のらっきょうを漬けました。 血液サラサラ目的だったけど、 意外と後を引き美味さじゃ♪ 一日5粒ほど食べればよいとのことだが、 ついつい食べて過ぎてしまう後を引く美味さ …