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ウフィッツィコレクション1

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フィレンツェ観光のハイライトはなんといってもここ
ウフィッツィ美術館

メディチ家のコレクションだった絵画、彫刻が集まっています

15 世紀にコジモ・ディ・メディチの統治していたフィレンツェ共和国から始まり、トスカーナ大公国時代までのコレクションが収められています。

18 世紀に最後のメディチ家当主であった、ジャン・ガストーネが世継ぎを残さずに亡くなり、メディチ家が断絶するも、彼の姉であるアンナ・マリア・ルイーザ・デ・メディチが亡くなる前に

“ ウフィツィ美術館やバルジェッロ美術館、ピッティ宮殿などにあるメディチ家がこれまで収集してきた膨大な絵画や芸術品のすべてを

「 メディチ家のコレクションがフィレンツェにとどまり、一般に公開されることに加え、何物もフィレンツェから外に持ち出さない 」

ことを条件にトスカーナ政府に寄贈します ”

という遺言書のおかげで、その後ハプスブルグ家の統治になってからも、一切持ち出されることなく今日、我々も見ることができるということです

そんなウフィッツィ美術館、イタリアでも美術館としては 1,2 位を争うコレクションを持っているんですが、その中でも外せないものを少しご紹介いたしましょう。

まずはルネサンス直前の時代から、大天才といわれたジョットの作品

玉座の聖母

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ルネサンス期に入る前の作品で、独自の遠近法っぽい表現が面白いですね。

これのある部屋にはあと二つ、同じテーマの絵画が掲げられています。

もう一つがジョットが師と仰いだ、チマブーエの作品

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もう一つが、ドゥッチョの作品。

ドゥッチョとチマブーエが 1285 年頃の作品に対し、ジョットのは 1310 と約 30 年後に描かれたものです。

この 30 年間に遠近法がどのようにして変わっていくのかが見て取れるのが面白いですよ。

今の時代は、レオナルド=ダ=ヴィンチやベラスケスなどの巨匠が編み出した遠近法や、カメラなどの近代装置があるおかげでいろいろな立体的絵画が見られますが、そんなのがない時代、たくさんの画家が試行錯誤を繰り返して、平面から立体を表現する方法を考えたんですね

特にジョットの描写は、遠くにいる人は小さく描かれ、何となく奥行きを感じさせてくれます。

そしてマリア様の胸も何となく盛り上がってるように見えませんか?

さて、次。

ピエロ・デッラ・フランチェスカ

「 ウルビーノ公夫妻の肖像 」

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さて、ルネサンス初期に入ってきました。

ここでは背景をちょっとぼかすという、空気遠近法ってのを使っています。

手前の人にピントを合わせて背後をぼかす、一眼レフ的な描写の仕方ですね。

公爵夫人バッティスタ・スフォルツァの身につけているジュエリー、豪華ですね。

パールにゴールド...さすが侯爵夫人です。

んで、この方、おでこがとっても広いんですが、この時代はおでこが広いってのが美人の条件の一つにもなっていたそうです。

なので、おでこを広くするために毛を抜いたりしていたみたいですよ。

ちなみにこの絵が描かれたときにはすでに夫人は無くなっていたので、デスマスクを参考に描かれたそうです。

旦那であるフェデリコ・ダ・モンテフェルトロの肖像画は、これもそうですが正面から描かれたものは無いそうです。

というのも、彼は馬上試合で鼻の上の部分と右目を失ったそうで、それを隠すために常に右向きの肖像画しか欠かせなかったのだとか。

フィリッポ・リッピ

聖母戴冠

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あのボッティチェリの師匠の作品です。

この絵画の左下で頬杖をついていて、カメラ目線になってるのがフィリッポ・リッピ自身だといわれています。

彼は幼くして孤児となり、カルメル会の修道院で育てられたんですが、ワンパクで勉強嫌い

だったら絵でも描けやと勉強させようとしたところ、これがなかなかの腕でプラート大聖堂の仕事を請け負ったり、サンタ・マルゲリータ修道院の礼拝堂付き司祭に任命されたりしたものの、50 歳の時に当時 24 歳の修道女ルクレツィア・ブーティと駆け落ちし、子供まで作って修道院を出禁

コジモ・デ・メディチの取り計らいで、何とか修道院のお怒りから許しを受け、正式に夫婦となったりと、自由奔放な人生を謳歌した人です

その弟子のひとりである超有名人の絵画を二つ紹介しましょう。

サンドロ・ボッティチェリ

まずは、春(プリマベーラ)

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この絵、昨年から修復が終わり、ガラスのケースに入れられて再びお目見えしたんですが、このガラス、とってもハイテクなんです

普通、絵画の前にガラスがとり付けられると、
反射してライトや人物が写り込んでしまうんですが、このガラスはそんな写り込みは一切ないというすごいものなんですよ

100% 写り込まないかというと、そこまで厳密ではないんですが、とっても見やすくなっています。

この絵画は、いろいろなサイトや本で、いろいろな方々が解説しているのでそちらを見た方が早いでしょう。

ここではそんなまじめな解説には書かれてない、ガラスの話だけにしておいて...

で、もう一つは、これも有名な

ヴィーナスの誕生

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これももういいですね。

ボッティチェリのツートップ作品、これも見逃さないでくださいね。

お次

ミケランジェロにやってきました。

ミケランジェロ・ブオナローティ

聖家族

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ミケランジェロは、14 歳の時、メディチ家一族の中でも芸術にとっても関心が深かった、ロレンツォ・メディチの元へやってきました。

ミケランジェロは、自分は彫刻家であるといっており、絵画はあまり書いていません。

この絵は彼の 30 代後半の作品で、板絵としてはミケランジェロ唯一のものであるとともに、フィレンツェにある彼の唯一の絵画作品です。

ドーニ家のために描かれた円形画 ( トンド )ということで、トンド・ドーニとも呼ばれています。

彫刻家らしく、中央のマリア様の絵は何となく彫刻っぽく見えませんか?

筋骨隆々といい、身体のひねり具合といい...

そしてこちらはちょっと時代が変わりますが、ラオコーンの彫刻

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こちらは紀元前 40 年 ~ 紀元前 20 頃のどこかで作られたもので、
ちょうど発掘現場監督をしていたのがミケランジェロだったそうです。

これが出てきて、その後のミケランジェロ作品にとっても影響を受けたそうです。

ミケランジェロだけではなく、彫刻家全体に影響を及ぼしたそうですよ。

オリジナルはバチカンに置いてあります。

そんなわけで、ひとまず前半の作品はこんなところで

まだまだこれ以外にもたくさんの見どころがあるので、ゆっくりと見てくださいね。

ここまで見たらちょっと休憩をはさむのもいいかもしれません。

テラスからはシニョーリア広場のベッキオ宮殿の塔が間近に見られます。

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ここのカフェで一息つく のもいいかもしれませんね。

また、お手洗 も入り口過ぎた後はこのあたりにありますよ。

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Source: フードアナリスト世界の旅

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