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気象/天候/災害

3か月予報では難しいこと

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最近60日間の平均気温の平年差
(※気象庁ホームページより)
仙台の平野です。
今年の春は気温の高い状態が続いています。
思い起こせば、冬は全国的な寒冬で、西日本では32年ぶりの寒い冬とも言われました。
そこからこの高温ですから、極端といえば極端です。
最近60日間の平均気温の平年差は、沖縄の一部を除いてプラスで、
関東や東北太平洋側などでは、平年と比べて2℃以上高くなっているところもあります。
きのうは西日本で真夏日の地点が続出しましたが、
きょうは暖気が東日本・北日本にも流れ込み、暑さが厳しくなりました。
春がこれだけ暖かい(暑い)と、夏はどうなるんだ?
そんな声が聞こえてきそうですし、実際に聞かれることもあります。
これに関しては、長期予報をもとに、大まかな傾向はお伝えするようにしていますが、
「オホーツク海高気圧が出たらわからない」と、いつも付け加えます。
去年の夏を思い出してみてください。
春は気温が高く、その流れが夏も続く予想でしたが、
7月末にオホーツク海高気圧が現れて、その後は天候不順となりました。
春が暖かいからといって、夏がずっと暑くなるとは限らないわけです。
特に東北の太平洋側に関しては、このオホーツク海高気圧が出るのと出ないのでは
まったく違う天候になるため、長期予報は余計に慎重になります。
偏西風の蛇行の予測精度が高まるのは、2週間ほど前からとされています。
そのため、3か月予報ではオホーツク海高気圧の兆候をつかむことは非常に難しく、
現時点ではまだわからないと言わざるを得ません。
来週には夏(6月~8月)の3か月予報が発表されますが、
まだあまり決め込まずに、毎週発表される1か月予報もチェックしていくことが重要といえます。
平野 貴久

Source: チーム森田の“天気で斬る!”

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