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気象/天候/災害

一鳥二天の風見鶏

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福岡良子です。
先日、神戸の北野異人館に行ってきました。
異人館と言えば、まず思い浮かぶのが「風見鶏の館」。

イメージ 1

1977年に神戸を舞台にしたNHK連続テレビ小説のタイトルに「風見鶏」が採用されたことで風見鶏=神戸のイメージが定着したそう。
今や神戸市のシンボルマークになっていて、
お土産のパッケージや消火栓、また2006年神戸空港開港の際には、ANAの着陸1番機にも風見鶏が描かれました。
イメージ 3
でも風見鶏は単なる飾りではなく、その名の通り風を見る役割を果たしています。

イメージ 2

英語ではwheathercock(cock=おんどり)と呼ばれていますし、
風見安定(航空の専門用語)も、weathercock stabilityと言うくらい、
風向計としての役割が大きいのです。
(※風見安定…飛行機が横滑りを起こしたとき,機首方向を変化させ,気流の方向と機首方向を一致させること)
そもそも風見鶏の館は、ドイツ人ゴットフリート・トーマス氏の邸宅。
スタッフの方によると、貿易商だったトーマス氏は風見鶏をよく見ていたそう。
20世紀初めは、通信手段が今のように発達していなかったので、
船の運航状況を読む手段のひとつに風見鶏を利用していたのではないかとのこと。
また、これは個人的に一番驚いたことですが、
この風見鶏、なんと避雷針の役割も果たしていたことが発覚しました。
おしゃれなだけではなく、風”を読んで、からも守ってくれる風見鶏。
まさに“一石二鳥”ならぬ“一鳥二天”と言えそうです。
福岡良子

Source: チーム森田の“天気で斬る!”

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