tokyOApple

東京アップル。清濁併せて好奇心無限大!

気象/天候/災害

地球温暖化で真夏の天候不順が増える?

投稿日:

仙台の平野です。
きょう気象庁から、近畿・東海・関東甲信地方の梅雨入りが発表されました。
去年は梅雨入りが大幅に遅れた地域が多かったですが、
今年は平年並みか早くなっていて、
太平洋高気圧が早めに勢力を強めてきている証拠ともいえます。
きのう、いつもお世話になっている方から、
「もうストーブしまっていいですかね?」と聞かれました。
西日本にお住まいの方にとっては、にわかには信じがたい質問かもしれませんが、
こういう会話が仙台では普通に飛び交います。
これは、オホーツク海高気圧の影響で吹く、冷たく湿った東風「やませ」があるからです。
梅雨は蒸し暑いものではなく、肌寒いものだ。
やませの影響で、そんなイメージを持っている人が多いものです。
その「やませ」ですが、将来、地球温暖化の影響で時季がずれるかもしれません。
最近の研究では、将来、やませの発生頻度は、
5月や6月は減少し、7月や8月は増加する可能性が指摘されています。
イメージ 1
世界の18モデルによる「やませ」の発生頻度の将来変化
(出典:仙台管区気象台「東北地方の気候の変化」)
仮にそうなれば、梅雨の時季に暑くなったり、真夏に曇りや雨が多くなったり、
梅雨の形も大きく変化することが考えられます。
去年はまさに、盛夏期にやませが吹き、天候不順となりましたが、
そんなことが今後増えるかもしれない、ということです。
地球温暖化で、夏は高温が出やすくなるとされる一方、
天候不順が増える可能性もあるということですから、
暑さの対策だけでは済まされないのではないでしょうか。
盛夏期の天候不順は、社会的な影響も大きくなります。
地球温暖化の「適応策」を検討するうえで、無視できない研究結果だと思っています。
<参考>
仙台管区気象台 編  「東北地方の気候の変化」
平野 貴久

Source: チーム森田の“天気で斬る!”

-気象/天候/災害

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

東京の地下に広大な空間が!変電施設に潜入

こんにちは、千種ゆり子です。 先日都内にある地下変電設備を見学する機会を頂きました。 電気はエネルギーや地球温暖化とも関わりが深いですし 特に太陽光発電や電力の需要は天気と大きく関わっているので もっ …

no image

あじさいの万華鏡

こんにちは。藤枝知行です。 梅雨の風物詩、あじさいを見に静岡県下田市のあじさい祭に行ってきました! ペリー来航の地として知られる下田市の下田公園は日本有数のあじさい群生地です。 訪れた日は7部咲き、と …

no image

どうなる?暑さで有名な館林

こんにちは。石上沙織です。 先日、仕事で群馬県館林市を訪れました。 館林といえば、今年も4月に32℃を超えるなど、暑さで有名。 この日は駅前で28℃と、極端な暑さではなかったものの、ジリジリとした日差 …

no image

実は折り畳めた!?雷門の大提灯

福岡良子です。 みなさんご存知「雷門の大提灯」。 浅草のシンボルとも言えるこの場所は いつも記念撮影をする人で溢れる人気スポットですが いつ行っても“この状態で”大提灯を見られるわけではありません。 …

no image

雄物川が氾濫した場所へ

こんにちは、秋田の津田です。   先日、秋田県では大雨となり、秋田市では観測史上最大となる24時間雨量156.5mmを観測しました。 この大雨に伴い、秋田県内を流れる雄物川が氾濫しました。 …